「眉山」を観て思うこと

最近テレビがつまらなくてネット配信で映画等を見ることが多い。「眉山」は劇場で予告編を見て気になっていたもの。話としてはまあ、先も見えちゃうし、こんなものかな。

1.阿波おどり:この映画の重要なファクターだし、結構よく描かれています。お囃子が映画のクライマックスのBGMとして、ぐっと盛り上げます。やっぱり、総踊りなくしちゃだめですよ、徳島市長。

2.粋な女性:松嶋菜々子の着物姿が売りなのでしょう、確かに綺麗です。踊りの中をかき分けて(とんでもないですね!)乱れた髪…..。ヘアメイクさんもう少しなんとかならなかったの?色っぽくもなんともない!それに引き換え宮本信子の粋なこと。着物姿が様になっています。啖呵を切るところも良いですが、昔は粋な女性が街にいましたよね。40年ほど前、日本橋小伝馬町の親戚の花屋の手伝いを週1でやっていました。そこのお客に、白髪のおばあちゃんなのですが、立ち振舞がとても粋な方がいらっしゃいました。着物も多かったですが、普段着での買い物です。品と粋を兼ね備えていましたね、惚れ惚れするほど素敵でした。今は観ているだけで粋を感じさせるような女性に出会いませんね。

3.世代:主人公は松嶋菜々子なので、その視線で観ていますが、実は自分は主人公の母親の世代でした。年取ったんだな。

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