河瀬直美監督の「光」はだいじにしたい映画

良い映画でした。ドラマチックな映画も面白いけど、静かな映画も好きです。男から観て、いかにも女性監督の作品という印象を持ちました。カンヌの常連の河瀬直美監督ですが、映像がいいですね。自然だけではなく、街なかもとてもきれいです。ライトワークというか、光の使い方が絶妙です。水崎綾女がいいです。経歴からすると、異色の作品かな。これだけの良い表情を引き出したのは、監督の力?神野三鈴の存在感、劇中映画の時子との演じ分けの妙。すごい、女優です。永瀬正敏の雰囲気はこの映画そのもの。彼も、良い監督に巡り会えましたね。また、ゆっくりと見たい映画です。

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