猛暑のときは家で映画でも見よう

梅雨が開けたら、途端の猛暑。危険な外に出ないで映画でみようということで、節操ない映画鑑賞です。
『たそがれ清兵衛』山田洋次監督 2002年公開の映画。多分初めて観たと思いますが、良かったです。国内の賞を独り占めだったようですが、その割には、淡々とした味わい深い映画に仕上がっています。さすがは山田監督でしょうか。珍しく寅さんファミリーが出てきません。派手な立ち回りはないのですが、余吾膳右衛門との戦いでも、目の動きで一つで思いを表現していく山田節が見事です。

 

プレシャス』」 監督:リー・ダニエルズ 2009年のアメリカ映画。サファイアによる小説『プッシュ』を映画化した作品である。「キネマ旬報社」データベースよると「過酷な家庭環境で生きる黒人少女が、人生に希望を見出していく姿を描いた感動の人間ドラマ。87年のハーレム。父親の子供を身ごもり、学校を退学させられた16歳のプレシャスは、新たに通い始めたフリースクールでひとりの教師と出会う。」とあり、第82回アカデミー賞(助演女優賞/脚色賞)受賞のほか多くの賞を受賞している。とてつもなく重い内容の話であるけれど、意外と暗くならずに見られるのは脚本が良いからかな。アメリカ版『学校』だな。主人公が文字を覚えることで、変わってゆくのはやはり感動的。原作に惚れ込んで、マライヤ・キャリーがすっぴんメイクで頑張っているのも感動的。大傑作だとは思はないけど、爽やかな感動作でした。

 『下妻物語』は、2004年に公開された中島哲也監督による映画。

茨城県下妻市の田畑の真ん中のロリータ深田恭子とヤンキー土屋アンナの友情物語。なんにも考えずに楽しめます。テンポも良いです。ここでもいつもの樹木希林が良い味出してますね。土屋アンナは映画デビュー作かな、最初からイメージ決まっちゃいました。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は2011年公開のマシュー・ヴォーン監督作品。X-MENがいなくなったあとを描くTVシリーズ「ギフテッド 新世代X-MEN誕生」を観ていて、X-MENを時系列で見てみようと思い、まずは始まりの物語。「ミュータント・サブ」や「幻魔大戦」の頃から超能力物が好きでした。X-MENはいつ観ても面白い。アメコミの王道です。

 

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